コロナ禍に入ってから、地方企業やスタートアップでの副業をマッチングするサービスがにぎわっています。
単純作業ではなく、新規事業開発やWebマーケティングのような高度な副業案件が多いので、実践的なスキルアップやリスキリングにつながります。
その副業の多くがリモートワークでできるので、在宅勤務の合間におこなうことが可能です。
そこに魅力を感じたビジネスパーソンが利用しているわけです。
マッチングサービスは個性豊か。「30sta!」で取材したなかから、おすすめの8つのサービスを選んでご紹介します。
地方副業&リモート副業先を探すときに、ぜひご参考ください。
もくじ
ふるさと兼業
岐阜のNPO法人G-netが運営。全国各地の副業プロジェクトが見つかる。岐阜以外のプロジェクトに関しては、地元の町おこし会社やNPO等と連携。受け入れ先企業や団体との間に立って、運営やコーディネートをすることで、スムーズなマッチングを実現している。
JOB HUB LOCAL
パソナJOBHUBが運営。都市部のビジネスパーソンと、課題解決や人材不足解消等を望む地域企業を「共感」でつなぐ、複業マッチングサービス。松山市の「だんだん複業団」や鳥取県の「とっとり翔ける福業」、静岡市や塩尻市の「複活(複業活動)」など10地域以上で展開。共感マッチングをするためのプロセスが特徴的。
複業クラウド
東京のベンチャー企業、Another worksが2019年から運営するマッチングプラットフォーム。最大の特徴は、Jリーグやプロレス団体などのスポーツチームから、地方自治体、教育機関まで、さまざまな副業の求人案件が揃っていること。副業人材の求人をしている企業・団体は累計1,000社・団体以上(2022年12月現在)。南は九州、北は北海道まで全国に広がっている。
lotsful(ロッツフル)
パーソルイノベーションが運営。副業先の一パートナーとなって事業の戦略立案から実行までをトータルで関われるような案件を揃えている。事業開発、マーケティング、営業などの案件が全体の6割以上。首都圏の企業が多い。副業希望者と企業との間にタレントプランナーが立ち、マッチングをサポートしている。
Yosomon!
日本で初めて長期実践型インターンシッププログラムやソーシャルベンチャープランコンテストなどをおこなってきた、老舗のNPO法人ETICが運営。全国の副業プロジェクトが探せる。
YOUTRUST
2018年4月にスタートした“キャリアSNS”。同名のYOUTRUSTが運営。登録しておくと、以前からFacebookでつながりのある友人(もしくは、二次のつながりである友人の友人)から、副業・転職のオファーが受けられる。ネット系ベンチャーからのオファーが多い。年齢層は20代後半が多いが、30代以上にも広がってきている。
ともるい
J2アルビレックス新潟や酒蔵など、新潟県を中心とした地方企業と都心のビジネスパーソンを結ぶマッチングサービス。新潟大学発のベンチャー企業、リペリアが運営。マーケティング、エンジニア、ライター、デザイナー、新規事業立ち上げ、営業、経営企画と、職種・業種ともに、内容はさまざま。
おてつたび
日本全国の人手を求める事業と、地方でさまざまな仕事を経験したい若者を「お手伝い+旅」として結びつけるマッチングサービス。副業とは少し異なるが、農業・漁業・宿泊業などを一定期間お手伝いする。お手伝い期間は3日から10日程度。多くの場合、期間中に数日の休みをとれるので、その地域で楽しめるスキーなどのスポーツや観光などを楽しめる。お手伝い先への交通費は利用者の負担だが、お手伝いに対する報酬が支払われ、宿も無料。
以上のサイトでは、次々と新しい案件の募集が出てきますが、人気があるため、すぐにクローズしてしまうことも少なくありません。
こまめにチェックし、気になるものが見つかったら、できるだけ早くエントリーしましょう。
気軽に始めた地方副業が、人生のターニングポイントになるかもしれません。