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未経験の仕事を体験できて、支援金も得られる? ありそうでなかった仕事旅行社の新プログラム「仕事探訪」とは

これまで経験したことのない仕事の現場を体験できて、かつ1万円の支援金も得られる、というありそうでなかった体験型プログラムが、2025年4月3日から始まります。

仕事旅行社の『仕事探訪』(https://shigoto-ryokou.com/feature/shigoto)です。

2011年から「仕事旅行」を展開

仕事旅行社は2011年から「仕事旅行(https://www.shigoto-ryokou.com/)」という体験プログラムを展開している企業です。

仕事旅行では、フラワーサイクリストや左官職人、スポーツクラブオーナー、神主など、約100種類の仕事を1日体験することができます。最近では、個人だけでなく、法人の研修としても利用されています。

働く人が、地域の企業や未経験の仕事に出会える場をつくりたい

新たに「仕事探訪」を立ち上げた理由は「働く人が、地域の企業や未経験の仕事に出会える場をつくることで、人材の流動化を促すため」と田中翼社長は言います。

「現在、日本では、物流・建設・福祉・農業など、地域の仕事の人手不足が深刻化しています。一方、都市部の人材が地域の仕事に関心を持つようになりつつあるので、そこがマッチングすれば、双方の課題が解決できるはずですが、それが進んでいません。その理由は、お互いのことを知る場がないことです」(田中社長。以下同)

仕事旅行社では、いくつかの自治体の仕事体験プログラムをサポートしていて、それをきっかけにその地域の仕事に関わる人が全体の10%はいる、といいます。

「未経験の仕事でも体験し、話を聞けば、理解が深まり、新しいキャリアの選択肢に入ってきます。そんな、都市部のビジネスパーソンと地域の仕事との接点をつくれば、地域で働く人は増えていくというわけです」

仕事旅行もそうした接点の一つですが、旅行者が受け入れ企業に参加料金を払って参加する仕組みです。それとは逆に、企業から参加者に支援金を支給する仕組みにしたのが、「仕事探訪」です。

転職だけでなく、副業やボランティアなどを始めるきっかけになる

4月3日からはベータ版をスタート。「仕事探訪」の公式サイト(https://shigoto-ryokou.com/feature/shigoto)にアクセスすると、多様な受け入れ企業が1日仕事体験の募集をしています。当初は首都圏の企業が主ですが、徐々に全国に広げていく予定です。

仕事体験の内容は企業によって異なりますが、基本的には現場見学と、経営者・社員との対話が中心です。企業によっては自分で手を動かして仕事を体感できることもあります。

支援金を得たといっても、その会社に転職する必要はありません。興味を持ったら、その後の追加体験などは、参加者と企業の間で自由におこなうことができます。

「最近は、副業や業務委託、ボランティア、インターンなど、さまざまな形で地域の企業と関わる人が増えています。いきなり転職しなくても、さまざまな関わり方をしていただければよいと思うのです。『仕事探訪』を通じて、仕事の始め方にさまざまなグラデーションをつくり出せればと考えています」

「地方企業の仕事に興味を持っている」
「すぐに転職するつもりはないけれど、未経験の仕事に触れて、選択肢を広げたい」
「キャリアチェンジを検討している」
そんな人は、ぜひ「仕事探訪」の公式サイトをのぞいてみてください。


【問い合わせ先】
株式会社仕事旅行社
東京都港区新橋5-1-3 5F
Tel: 03-6452-9414
https://shigoto-ryokou.com/feature/shigoto

ABOUT ME
杉山 直隆
1975年、東京都生まれ。専修大学法学部在学中に、経済系編集プロダクション・カデナクリエイトでバイトを始め、そのまま1997年に就職。雑誌や書籍、Web、PR誌、社内報などの編集・執筆を、20年ほど手がけた後、2016年5月に、フリーのライター・編集者として独立。2019年2月に(株)オフィス解体新書を設立。『週刊東洋経済』『月刊THE21』『NewsPicks』などで執筆中。二児の父(11歳&8歳)。休日は河川敷(草野球)か体育館(空手)にいます