働く・参加する

【新製品マーケティングor業務改善】長野・岡谷の老舗味噌蔵「喜多屋醸造店」でリモート副業人材を募集。10/10応募〆切

長野県岡谷市の老舗味噌蔵「喜多屋醸造店」https://www.kitayamiso.com/)では、次のいずれかの業務について、副業や兼業でサポートしてくれる人材を募集中です。

1.新ブランド「しぜんと。」のマーケティング・販売戦略立案
2.業務プロセス(製造~在庫管理~販売管理)の可視化・効率化の提案

日本屈指の味噌生産地で、伝統製法を守る味噌蔵

岡谷市といえば、かつては日本最大の生産量を誇った味噌の名産地。大手メーカーの台頭に押されているものの、今も数社の味噌蔵が昔ながらの伝統製法を守り続けています。

そのひとつが「喜多屋醸造店」です。1932年の創業当時から利用するレンガ築炉のボイラーやもろ蓋を使用しての麹造りなどの伝統製法で味噌を作り続けており、全国味噌寸評会では数々の賞を受賞しています。

新ブランド「しぜんと。」を立ち上げ、業務改善にも挑む

そんな喜多屋醸造店も、「将来を見据えると、伝統と技の継承だけでは生き残れない」と危機感を覚えていました。

そこで、近年は、家業を継ぐために東京から戻った5代目の長峰愛さん(冒頭写真・右)と佐々木彩さん(冒頭写真・左)の姉妹を中心に、新ブランドの開発や業務プロセスの改善に取り組んでいます。

最も力を入れているのが、新たに立ち上げたブランド「しぜんと。」です。これは、農薬や化学肥料を一切使わずに栽培した長野県産の大豆と米を100%使って醸造した味噌。2021年7月からオーガニックマーケットや専門店などで販売を開始し、地元客を中心に認知を広げています。

新ブランド「しぜんと。」。農薬や化学肥料を使わずに育てた長野産の大豆と米を100%使用

3カ月からのリモート副業。給与は月3~5万円

しかし、喜多屋の社内にブランドマーケティングや業務改善のノウハウが不足している上に、コロナ禍も重なったことから、現在では、全体的な戦略を見直そうとしています。その戦略立案や提案をおこなってくれる副業人材を、期間限定で募集することにしたわけです。

副業人材の主な募集条件は、次の通り。

  • 契約期間:3カ月~(業務委託準委任契約)
  • 働き方:基本はリモートワークで、勤務時間は月16~20時間を想定
  • 給与:月3~5万円程度
  • 応募〆切:10/10(日)

なお、副業人材の募集に関しては、長野県塩尻市のNPO法人MEGURUのサポートを受け、令和3年度の長野県「社会人を対象としたUIJターン促進事業」とタイアップしています。

応募〆切は10/10(日)。9/27(月)にトークイベント、10/7(木)に事業説明会も

今後は、この副業プロジェクトの説明会を、10/7 (木)19:30~20:45にオンラインで開催する予定です。

また、プロジェクトオーナーの長峰さん、佐々木さんご姉妹が登壇するオンライントークイベントも、9/27(月)19:30からおこなわれます。

さらに詳しい内容や募集要項は、以下の長野県が運営する「ニブンノナガノ」の募集ページ(https://nibunno-nagano.jp/worksprojects/work/1445/)にあるので、こちらをご覧ください。

伝統産業や食にまつわるビジネス、長野に関わる仕事に興味のある人は、のぞいてみてはいかがですか?

問い合わせ

NPO法人MEGURU
npo.meguru@gmail.com

ABOUT ME
杉山 直隆
1975年、東京都生まれ。専修大学法学部在学中に、経済系編集プロダクション・カデナクリエイトでバイトを始め、そのまま1997年に就職。雑誌や書籍、Web、PR誌、社内報などの編集・執筆を、20年ほど手がけた後、2016年5月に、フリーのライター・編集者として独立。2019年2月に(株)オフィス解体新書を設立。『週刊東洋経済』『月刊THE21』『NewsPicks』などで執筆中。二児の父(11歳&8歳)。休日は河川敷(草野球)か体育館(空手)にいます