基本を知る

【キャリアアップの足がかりに】小遣い稼ぎではない「骨太副業」のマッチングサービスとは?

こんにちは、「30sta!」編集長の杉山です。

「どうせ副業をやるなら、時間の切り売りではなく、キャリアアップにつながることがしたい」

そんな人にぴったりな、「骨太な副業」を探せるサービスが増えているのをご存知ですか?

弊サイトでもいくつかのサービスを取材しているので、ご紹介しましょう。

全国の地方企業・NPOで副業ができる「YOSOMON!」

まず、NPO法人ETIC.の「YOSOMON!」は、副業をしたいビジネスパーソンと、一緒に課題解決をしてくれる副業人材を求める地方企業やNPOをつなぐマッチングサイトです。

サイトには、全国各地の副業プロジェクトが掲示されていて、気になるプロジェクトがあれば自由に応募できます。

仕事は基本的にリモートワークで、週1回のオンラインミーティングを中心に進めるので、居住地を問いません。

期間は3カ月から1年程度と限定されているので、気軽に申し込めます。

報酬形態は多様ですが、月数万円程度か現物支給が主。
稼ぐことよりも経験を積むことを目的にした人向けのサービスといえるでしょう。

「ふるさと兼業」は、地域パートナーが全面的にサポート

NPO法人G-netが運営している「ふるさと兼業」も、「YOSOMON!」と同じような趣旨のサイトです。

「ふるさと兼業」の特徴は、地域に根付いた企業やNPOが「地域パートナー」として、副業プロジェクトの設計やサポートをおこなっていることです。相談にも乗ってくれるので、安心感があります。

報酬は、こちらも「YOSOMON!」と同じぐらいの水準。
異業種での実務にチャレンジしたい人向けです。

40~50代をメインに募集している「JOINS」

一方、「JOINS」は、同じように地方企業の副業を探せるサービスですが、

「40~50代のビジネスパーソンを中心に募集している」のが大きな特徴です。(※その理由は以下リンクをご覧ください)

仕事の募集数が多く、登録すると、新たなプロジェクトの募集開始を知らせるメールが次々と来ます。

平均月収は12万円、と他のサービスで紹介されている副業よりも高め。その分、仕事の難易度も高めです。

「マインド面のマッチングが何より重要」と考え、独自の「心理的安全性プログラム」を用意しているのも、JOINSのポイントです。

「副業からの転職」を見すえるなら、「YOUTRUST」

以上で紹介した3つのサービスは、「転職」を目的としていませんが、
先々の転職を視野に入れた副業が見つかるサービスもあります。

キャリアSNSの「YOUTRUST」です。

YOUTRUSTの最大の特徴は、友人か、友人の友人が勤めている企業から副業のオファーが来ることですが、そのオファーを受けて副業をした後、そのまま転職してもまったく問題ありません。

募集している企業はITベンチャーが多く、そうした企業のなかから、自分に合った転職先を探したい人にはもってこいです。

これらの副業サービスをうまく活用して、キャリアアップやスキルアップを実現してください!

ABOUT ME
杉山 直隆
1975年、東京都生まれ。専修大学法学部在学中に、経済系編集プロダクション・カデナクリエイトでバイトを始め、そのまま1997年に就職。雑誌や書籍、Web、PR誌、社内報などの編集・執筆を、20年ほど手がけた後、2016年5月に、フリーのライター・編集者として独立。2019年2月に(株)オフィス解体新書を設立。『週刊東洋経済』『月刊THE21』『NewsPicks』などで執筆中。二児の父(11歳&8歳)。休日は河川敷(草野球)か体育館(空手)にいます